恋愛小説。筆力があるので、ぐいぐい読まされるのだが、それに相反して気分は盛り下がる。序盤の素晴らしい感触が宙に浮いてしまってどうしてくれる、という感じ。恋愛に似て恋愛ではないところから恋愛の入り口にたどり着くという趣向は面白かった。趣味で…
あるアパートの住人たちの群像劇である。住人たちはお互い交わることがないのだが、同じアパートに住んでいるという他に、もうひとつ共通項があるのが面白い。やっぱり巧いなと思って、後味もよく、安心して読める作品だ。
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