絵画
急に思い出したけど、カミーユ・ピサロ「エラニーの牛を追う娘」がとってもよかったのです。 前にベンチとかあれば、一日中観ていたい絵です。 夕方の光の色合いが、たとえば教室とか、海辺とか、家のベランダとか、ちょっとした場所で誰もが感じたことのあ…
プラド美術展は2回観たんだな。2006年と混乱していたため、検索にえらく時間がかかってしまった。プラド美術館展 2002 プラド美術館展 2006http://www.fortuny.com/ http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Mariano_Fortuny_The_Artist%27s_Children_in_the…
アフリカの現代美術の展覧会。方向性は当然われわれとは違うので、理解できない部分も真摯に受け止めなければ…と思う。印象としてはやはりというか、戦うアートが多かったと思う。
銀座のちいさなギャラリーでの展示。何かの先に光をつけて、シャッターを開けたまま撮ったと思われる立体写真が面白かった。カオスだ。 http://www.gallerykoyanagi.com/
バークさんの集めた日本美術が一同に並んでいて、まとまりもよく、有名無名に関わらずいいものを集めていると思う。個人的には若冲目当てで、あまり色鮮やかなものを見たことがなかったので、やっと会えたという感じで感慨深かった。 http://www.tobikan.jp/…
とにかくどうやってこれ作ったの?という手法のわからなさが先に立ってしまうのだけど、ぶくぶくしていたりあわあわとしていたりする作品自体も気持ちよかったり気持ち悪かったり、なんだか面白い。 http://www.scaithebathhouse.com/ 銭湯を改築したという…
展示内容は前回のものと半分ぐらい被っていたのだが、地下の暗い中で、各自懐中電灯で照らして見られるという趣向が面白かった。趣味という点ではわたしの範囲ではないのだけど、人形との距離感にどぎまぎしつつ、なんとなくふしぎな気分を味わうのはちょっ…
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp 戦後に立てられた紀伊国屋書店の建物に涙が出そうになる。時間の流れ方というのは建築にも顕れるのだなあ。ずらりと並べられた模型そのものが面白い。そして戦後の建築に多大な影響のあったひとだというのが一目で…
光の性質を利用し、ちょこっとだけ手を加えてアートにするという、どこか理科の実験のような雰囲気だが、ごく単純にシンプルな光の造詣が美しい。
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp ベトナムは戦争をやったので、その傷跡が絵のはしばしに顕れている。伝統的な絵画は美しいが、近代絵画としては多様性にかけ、ざんねん。
http://www.hokusaiten.jp/ ものすごいひとだかり。その気になれば北斎はいくらでも見れるのだけど、一堂に、そしてあまり観る機会のないジャンルの絵を見れたのは収穫。北斎天才!
〜12/18 http://www.yokohama2005.jp/jp/ 現代アートなんだけど、お祭というのがぴったり。たのしかったー。またやってほしい。
冒頭の博物誌の絵がとにかくすてき。会場を見渡すと、本がずらっと並んでいるのも感動的な風景。様々なタイプの挿絵が並んでいるので、あとは好き好きかな。
おそらく一瞬と永遠を一貫してテーマにしている氏の、大規模な写真展。展示のレイアウトから作品になっていて、これだけの規模でひとりの写真家の作品を見る機会はもうないかも。彼のアーティストとしての考え方はたいへんわかりやすく、日本人としての立ち…
三箇所でほぼ同時にやっているうちのふたつを見てきました。資生堂ギャラリーでは、白いフェルトの地面に色のついた砂のようなものでいちめんに草花が描かれている。お客さんはその上を歩いて鑑賞するので、砂がまじりあってぐちゃぐちゃに。変化していくこ…
■「中国 美の十字路展 後漢から盛唐へ」 ポスター等の宣伝があまりにかわいくてツボ。展示自体も歴史の壮大さや宗教美術を味わうよりも、庶民的な雰囲気が合って、こういうのは案外珍しいのでは。■「フォロー・ミー!:新しい世紀の中国現代美術」 16組40点…
グッズが結構あって楽しかった。たぶん最近「東海道五十三次」の復刻版が出たのだと思うのですが、それにあわせて水木しげるが描き上げた「妖怪道五十三次」を同時展示するというもの。※妖怪道の方も版画です。版木の展示などもあって面白かったです。こうい…
損保ジャパンのビル内、42階。眺めがいいのう。美術館自体は小さくて、作家ひとりの展覧会にしても少しものたりないか。大ぶりの絵が多いので、数が少なめというのもあるし、彼のモチーフが多様なせいもある。人物画が好み。しめっぽさとユーモアが同居して…
銅板画は線画とよく似ているのだけど、線には頼りなさがあって、より繊細な感じがする。彼女にとっては特別の存在であるかのように描かれるが鳥が好き。ていうかわたしが鳥が好きなのだなあ。 http://www.yamasa.com/musee/index.html
日光を描いた水彩画が圧巻。写生とか誰でもやったことがあると思うのだけど、それだけに凄さがよくわかる。また高橋由一の私塾に入塾していたそうで、深みのある艶やかな油絵にはなるほどと思う。独特のものとしては、百花百草の華やかな桃源郷のような絵が…
ダライ・ラマ法王の古希のお祝いとして、インド・ダラムサラのギュト寺院から僧侶4名を招き、9日間をかけて制作、その過程を特別公開したもの。砂曼荼羅というのは、完成した瞬間に壊してしまうもので、それ自体が修行である。わたしが見てきた日のトークイ…
さすが京都、と思ったのは蒔絵の香箱の数々で、本当に豪華。香箱というのは御香の種類当てのゲームに使う道具らしく、けっこう大掛かりなものらしい。本当の贅沢ってこういうことなんだろうなと思う。あと、絵画部門もなかなかの充実ぶり。絵巻部門ではちょ…
Bunkamura ザ・ミュージアム http://www.bunkamura.co.jp/museum/index.html ひとことでいうと世紀末的な世界で、病気やら悪魔やらがはびこっている。とはいえ、各人の作風はモダンだったり素描のようだったり漫画的だったりと、あんがい多様で、何人かの絵…
ミュシャの生涯を通じたあらゆる分野の作品240点(うち約100点が日本初公開)を紹介、ということで、ミュシャファンには見逃せない展示のよう。アールヌーヴォーはわりと好きなのだが、あれだけあるとどれもこれも同じに見えてしまって、むしろ下描きや何が…
発行エムディエヌコーポレーション:配色ブックは数あれど、ここまでコンパクトでかわいいのは見たことがなかったので衝動買い。A5の変形サイズで持ち運びにもいい。見本のサンプル画像がどれも素敵で、眺めているだけで楽しい。
BUNKAMURAアートギャラリー:『草間彌生 全版画集 All prints of KUSAMA YAYOI 1979-2004』刊行記念 画集刊行記念のイベントなので、展示数はごくごく少なく、説明等もなし。BUNKAMURAのあの空間にはよく合っていた。わたしは草間氏をほとんど知らないので、…
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=1010 特別展示というので鳥尽くしなのかと思って勇んで行ったら(普通に鳥好き)、常設スペースだったという…。国立博物館は部屋ごとにテーマ分けされているのですが、スペース的にはそ…
歌川国芳・河鍋暁斎を特集した展示会。武者絵・浮世絵・漫画絵とバラエティに富んでいて、また同テーマの絵が多数あるので両者の比較も面白い。今回の目玉は酔っ払って4時間で書き上げたという、歌舞伎かなにかの幕に描かれた暁斎の怪談絵。これだけでも見る…
短歌とイラストレーションのコラボ本。インクの匂いが漂ってきそうな印刷と迫力ある大きな文字で、開くだけで萌え、な本だ。正直短歌というものがよくわからないのだが(でも、この歌集は比較的わかりやすいのではないかな)、歌もひとことで言えば、萌え、…