日日平安

再開しました

絵画

 エドワード・バーン=ジョーンズ

研究本だった。むー。画集が欲しい。

 『Cocco絵本原画展 南の島の恋の歌』 LOGOS GALLERY

とにかく人の顔(どれもモデルは本人だと思っていいとおもう)に見惚れてしまう。自画像もすごい。クレヨンの削り跡が繊細かつ力強く大胆。この絵本を買うぐらい好きな人なら、可能であれば原画展は観ておいたほうがいい。

 『ブラティスラヴァ世界絵本原画展−広がる絵本世界』 うらわ美術館

共通点は絵本の原画、というのみで、志向性はそれぞれだ。立体の展示もあったが、なぜかほとんどが毒々しい。わたしは絵本にあまり馴染みがなく育ったが、それでも懐かしいものなのか、その中にさみしさと怖さを探しているようだ。

 栄光のオランダ・フランドル絵画展 東京都美術館(上野)

よほどのフェルメール好きか、フランドル絵画(何それ?)好きでないと耐えられないような。なんともつまらない。つまらないぞ。フェルメールはさすがによいと思ったけれど、1枚ではなんともいいがたい。

 難波田史男展 東京ステーションギャラリー

青春画家とも言われる彼の作風はクレーにも影響を受けているそうだが、どこか懐かしいおもちゃ箱のようだった。無彩色の線画がよかった。色彩感覚については派手なものはあまり好みではないが、はっと既視感を憶えるような滲んだ色彩はひどく懐かしくどこで…

 田中一村展 大丸ミュージアム東京

奄美で描かれた画家人生の集大成ともいえる作品群はさすがに圧巻。しかしそれ以上にそこに到るまでの彼の心のこもった絵の数々に感激した。千葉寺での農民の生活を描いた一連の小品は心象風景のようでもあり、思わず泣きそうになった。