2004-11-01 貫井徳郎 『慟哭』 東京創元社 本 主人公(=読者の視点)を引っ掛けるのはもちろん有りだけど、読者を引っ掛けるのは好ましくないと個人的には思う。落ち着いた語りには好感がもてる。それにしてもこの警察なにやってんの?とツッコミを入れたい。慟哭といって思い出すのは「ゴッドファザーⅢ」のラストシーンだ。こんなの慟哭ぢゃないっ。