日日平安

再開しました

 大巻伸嗣個展

三箇所でほぼ同時にやっているうちのふたつを見てきました。資生堂ギャラリーでは、白いフェルトの地面に色のついた砂のようなものでいちめんに草花が描かれている。お客さんはその上を歩いて鑑賞するので、砂がまじりあってぐちゃぐちゃに。変化していくことに深い意味がありそう。。なんにしても贅沢な作品であるのはたしか。9/25まで。

もうひとつ、東京画廊というところでは、壁面のパネルに無色の砂でやはり草花が描かれてる。こちらも砂のようなもので描かれていて、無色なもので、ほどよい立体感で絵が見えるのがいい。ちょっと壁紙っぽくもある。絵が優美だった。9/9まで。

■「佐藤雅彦研究室展 課題とその解答」
ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて。慶應の先生。基本は数学的なものなのだが、現代アートとやっていることは同じ。普段当たり前と思っていることを、改めて検証して弄ってみると見せ方がかわいいので理解できなくても(難しくはなかったけど)観るだけでもOK。…。※写真は展示のうちのひとつ。