2006-05-15 『ベルカ、吠えないのか?』 古川日出男 文藝春秋 本 戦争の世紀を犬の視点で切り取って断片的に重ねていくという、実験的な小説。犬や登場人物の行動を作者が好き勝手に解説しているような感じ。ひとことでいうと、へんな小説だ。