日日平安

再開しました

 大崎善生 『将棋の子』 講談社

将棋界を舞台にしたノンフィクションだが、小説のようでもあり、冒頭とラストは少しうるうるしてしまう。将棋は与えるだけで、何も奪わないという、何十年も経ってからの著者(将棋連盟発行の雑誌編集長だった)の結論に重みを感じる。将棋界に興味があればもっと面白いかも。
将棋の子 (講談社文庫)