2007年総括 本
20冊(内3分の1を翻訳もの)という目標だったのですけど、39冊(翻訳19冊)も読みました! どれも面白かった。わたしはやっぱり違う世界の話が好きかも。宮城谷昌光が多いのは実家から大量に借りてきたからです。「重耳」の最後に部下に拉致されるシーンが最高。
■ベスト
1.ライラの冒険シリーズ 黄金の羅針盤、神秘の探検、琥珀の望遠鏡(フィリップ・プルマン 計6冊)
わくわくした! 小説を読んでこんなに胸躍る体験をしたのは久しぶり。
- 作者: フィリッププルマン,Philip Pullman,大久保寛
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/10/29
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 67回
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2.ムーミン谷の仲間たち(トーベ・ヤンソン)
意外と重く深くてびっくり。妙に切ない(そして素晴らしい)短編集でした。
- 作者: トーベ・ヤンソン,Tove Jansson,山室静
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1979/05/25
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 10回
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3.アラビアの夜の種族(古川日出男 計3冊)
なんというか…あえてこれをあげたいと思います(笑)。
- 作者: 古川日出男
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
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他、印象に残ったものなど.
・精霊の守り人/闇の守り人(上橋菜穂子)
このシリーズはよいですね。ほんとにいい話で、特に闇の守り人のラストが切なくて好き。
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/03/28
- メディア: 文庫
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瑞々しい表現で、すごく面白かった。でも最後の最後で振り落とされました(笑)
- 作者: カポーティ,河野一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/08/03
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 17回
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もえ〜(笑)
- 作者: ポールギャリコ,Paul Gallico,灰島かり
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/12
- メディア: 文庫
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■ワースト
図書館員 上・下(ラリー・バインハート)
ブッシュ政権を皮肉っている作品だけど、単純すぎるし下手すぎて、こんなん出すなよ〜と思った。
【小説】
こころ(夏目漱石)/遠い声遠い部屋(トルーマン・カポーティ)/大統領特赦・下(ジョン・グリシャム)/沈黙の王/重耳・上中下(宮城谷昌光)/精霊の守り人/闇の守り人(上橋菜穂子)/大統領特赦・上(ジョン・グリシャム)/知っておきたい日本の神様(武光誠)/図書館員 上・下(ラリー・バインハート)/黄金の羅針盤、神秘の探検、琥珀の望遠鏡(フィリップ・プルマン 計6冊)/ムーミン谷の夏まつり、たのしいムーミン一家、ムーミン谷の仲間たち(トーベ・ヤンソン)/花の歳月(宮城谷昌光)/一人で始める短歌入門(枡野浩一)/中国行きのスロウ・ボート(村上春樹)/夏姫春秋 上・下(宮城谷昌光)/11月の扉(高楼方子)/デセプション・ポイント上・下(ダン・ブラウン)/ミスター・ヴァーティゴ(ポール・オースター)/雪のひとひら(ポール・ギャリコ)/家守綺譚(梨木香歩)/アラビアの夜の種族?/?(古川日出男)/猫語の教科書(ポール・ギャリコ)/墨攻(酒見賢一)/小説:人間の土地(サン・テグジュペリ)/アラビアの夜の種族?(古川日出男)/ルノワールは無邪気に微笑む―芸術的発想のすすめ(千住博)/きれぎれ(町田康)
【マンガ】
20世紀少年・21世紀少年(浦沢直樹)/さくらん(安野モヨコ)