日日平安

再開しました

 2007年総括 映画

2006年はやたらネイチャーものを観ていたのですが、今年は自分で動物園に行ったりイルカと泳いだりしたもんで、あまり観る必要がなかったのかも。相変わらずライトな作品が多かったので、今年は少しずんとくるような作品も見ていきたいと思います。

■ベスト(順不同)
パンズ・ラビリンス
もっとも印象に残った作品。ひとが生きていくうえでのファンタジーの役割についても考えさせられました。

パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]

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その名にちなんで
個人的には一番好きでした。心の温かさがじんわりと浸透しました。できれば小説を読んでからの鑑賞をオススメします。

鉄コン筋クリート
お正月、一番初めに見た作品で、2007年を象徴するような作品でした。いや、わたしにとってですが。興奮しました。

鉄コン筋クリート (通常版) [DVD]

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他、印象に残ったものなど.

実は上記のものも含め、飛びぬけて面白かったというものがなかった代わりに、観たものはかなりの確率で面白かったです。

・バベル…2007年一番の大作。どこかの国の話ではなくて、この地上に生きる人々の話。細い細い線でいくつかの物語が繋がれていて、別々の物語と捉えるか、ひとつの物語と捉えるかで賛否が分かれたのではないでしょうか。映画の醍醐味を味わいました。

リトル・ミス・サンシャイン…一番小さな子を守り、皆で車を押して走って乗り込む。お兄ちゃん!なんてしあわせ!

・ヘア・スプレー…偏見や差別という重いテーマを下敷きに、どこまでも明るく家族愛と青春群像を描いたのがよかったと思います。一貫したこの姿勢、天晴れです。とても前向きに、いろんな問題に向き合う勇気が湧いてきそうです。

・レミーのおいしいレストラン…これもヘア・スプレーの印象と同じで、とにかく楽しく、上質で、そして正しいと思うことをしたい、そんな気持ちにさせられる作品。ねずみだっていいじゃないか。けど、2008年のお正月にぶつけたら、日本ではもっとヒットしたでしょうね〜。

恋愛睡眠のすすめ…これは趣味の映画ですかね。。好き。

■ワースト
1.ゲゲゲの鬼太郎
ウェンツとか(わたし的には案外とOKだったけど、相方の方がむしろ近いような)、役者は皆がんばっているのに、妖怪とか単なるネタ扱い。脚本もこれ以上ないくらいの駄作。監督のやる気のなさがみなぎっていました。
http://www.dgj.or.jp/modules/contents4/


【映画館で観た作品】25
ヘア・スプレー/エディット・ピアフ〜愛の賛歌/呉清源〜極みの棋譜パンズ・ラビリンス/その名にちなんで/レミーのおいしいレストラン/攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL〜/街のあかり/シッコ/ドッグ・バイト・ドッグ/スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー/傷だらけの男たち/パイレーツ・オブ・カリビアン〜ワールド・エンド〜/バベル/ゲゲゲの鬼太郎恋愛睡眠のすすめ世界最速のインディアンデッド・オア・アライブリトル・ミス・サンシャイン墨攻不都合な真実鉄コン筋クリート/見えない雲/エレクション

■DVDベスト
かもめ食堂

かもめ食堂 [DVD]

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これしかないです!
他の作品もみな面白かったです。

【映画DVD】16
間宮兄弟トンマッコルへようこそスネーク・フライト/明日へのチケット/私の頭の中の消しゴムハチミツとクローバーかもめ食堂/メルキアデス・エストラーダ3度の埋葬/サム・サッカー/グエムル-漢江の怪物-/クラッシュ/エミリー・ローズナイロビの蜂ブロークバック・マウンテン/僕の大事なコレクション/春夏秋冬そして春