2004-05-03 加納朋子 『コッペリア』 講談社 本 デビュー作「ななつのこ」以来、ずっと追っているミステリ作家。初々しく純真で、危なっかしさが魅力だったが、ずいぶん上手くなったと思って感慨深い(笑)。球体関節人形をモチーフにした作品。最近人形に縁がある。またまた話が途中でわからなくなったが、これは作者がいきなりミステリに転向したせいだと思う。物語に力があるのだから、ミステリから外れてしまってもよかったのでは。