2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧
『赤黒ー池袋ウエストゲートパーク外伝』 徳間書店 ⅡとⅢの間に出たのかな。外伝ということで、三人称に文体を変え、サルくんが大活躍。やくざとかカジノとか興味ないので、途中で疲れた。やっぱり主人公がマコトほど魅力がないので厳しいかな。『電子の星ー…
収録作品:大地の黴/二百回忌/アケボノノ帯/ふるえるふるさと 最初の2篇を読んで、どうしても文字だけを追っている感じで入ってこなかったので、読むのをやめました。つまらないとかそれ以前にわたしの気分的なもののような気がするので、そのうちまた挑…
ヘンリー・ミラー ヴァージニア・ウルフ レイモンド・カーヴァー アレン・ギンズバーグ ウイリアム・バロウズ レイ・ブラッドベリ ドストエフスキー トルストイ チェーホフ ジョン・アーヴィング ブコフスキー エドガー・アラン・ポー ポール・ボウルズ 遠い…
収録作品:死後の恋/悪魔祈祷書/人の顔/瓶詰地獄/キチガイ地獄/鉄鎚/冗談に殺す/オンチ/人間腸詰/押絵の奇蹟 既読
研究本だった。むー。画集が欲しい。
ひたすら世界が閉じていて、言葉が表面張力でくっつきあっている感じ。独特の世界観だ。だが、誰も彼も境がないので、(十分に面白かったが)こういうのはたくさんは読めないな、と思う。後半はちょっと収拾がつかなくなったのだろうか…。
読み物というより拾い読みして眺めて楽しむもののような…。確かに「十二国記」のネタ本なのだろうが、凡人には拾えるようなものではないような…。値段を思えば絵の量はまあまあか。蛍光ペンで色分けしようか悩み中。
収録作品:黒猫/アッシャー館の崩壊/モレーラ/楕円形の肖像画/ベレニス/ウィリアム・ウィルソン。子どもの頃に読んだルパンを抜かすと、ポーは初めて読む。写真が多用されているし、量的にもたいへん読みやすいのだが、えらくいい加減な本の作り。写真…
絵本を買わないとCDを買う権利がもらえないというえげつなさ。物語にストーリはとくになく、タイトル通り人魚の愛の歌。ぶわっと花や光が溢れ出ていく様がいい。原画とは比べるべくもないが、絵本としても悪くないと思う。好き好きだろう。
とにかく人の顔(どれもモデルは本人だと思っていいとおもう)に見惚れてしまう。自画像もすごい。クレヨンの削り跡が繊細かつ力強く大胆。この絵本を買うぐらい好きな人なら、可能であれば原画展は観ておいたほうがいい。