2005-10-02 荻原規子 勾玉三部作(20040826) 本 『薄紅天女』 徳間書店 三部作なので新鮮味が失われてしまうのは仕方ないところ。でもなんというか、子どもが同じ絵本を何度も読んでーというような、物語に乗っかっていく楽しさがある。 『白鳥異伝』 徳間書店 三作目と読む順番を間違えたので、やたら勾玉の数が気になってしまった。そしてその勾玉の様子がいつもと違うのだな。象子かわいい。ベースはヤマトタケル伝説。 『空色勾玉』 徳間書店 期待通り、たいそう面白かった。ちはやの無我の状態から自分を得るまでの様子が気持ちいい。カミサマたちの浮世離れした感じもよかった。