日日平安

再開しました

 ベルンハルト・シュリンク 『朗読者』 新潮社 松永美穂 訳

少し変化球なところにいやらしさも感じるのだが、現代のわたしたちが受け入れるには少々重いテーマなので仕方のないところか。ミステリ、恋愛小説仕立てになってはいるが、ハンナという女性の骨太なキャラクタが、物語に深みを与えている。
デウスの棄て児  朗読者 (新潮クレスト・ブックス)←粗筋書きすぎです!