2004-08-21 ジュンパ・ラヒリ 『停電の夜に』 新潮社 本 大きな事件は何ひとつ起こらないが、ふと立ち止まって振り返ったりする、何気ない仕草や佇まいが、しんとした冷たさをたたえつつも優しい。何より好ましいのは、誠実であること。