日日平安

再開しました

 『蒼穹の昴』浅田次郎

面白くなってきたと思うとすぐに場面転換してしまい、全体的に気分が盛り上がらないまま終わってしまった。ディテイルは面白いのだけど。。主人公ふたりだけに絞っていたらもう少し入り込めたかも。天上人の描き方がわたしにはしっくりこなくてこれは致命的。物語の冒頭、科挙試験の場面は素晴らしい。李将軍カッコイイ。終盤活躍する岡記者の、様々な文化のあいだで揺れる様がよかった。あ、感想もなんだか散漫…。歴史ファンタジーと思って読んだ方がいい。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫)蒼穹の昴(2) (講談社文庫)蒼穹の昴(3) (講談社文庫)蒼穹の昴(4) (講談社文庫)